退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

深い思考をもたらす対話力

今、小学校ではペアやグループの交流が盛んに行われています。どのような交流の姿を目指せばいいのか教師はみんな考えています。目と目を合わせる、体を向け合う、反応する、笑顔で、などの「型」の指導だけでは、表面的な交流になってしまいます。交流によ…

泳ぐ人 The Swimmer

はじまりはムーンライダーズの「スイマー」アルバム「NOUVELLES VAGUES」(1978年)の1曲目「泣きながら泳げスイマー」という切ない歌詞に心をつかまれましたこのタイトルの映画があることを知りました 次は映画「泳ぐひと」(1969年)NHKBSの放映です話の内…

映画「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」

KBCシネマで妻と映画元ミュージシャンのお父さんと医師を目指す娘の物語饒舌な映画が溢れる今素材をさりげなく提示する語り口がいい ニューヨークのレッドフックという街をはじめて知りました交通も不便で特別有名なところもないだけど行くと何かホッとする…

「静かな環境」から生まれる豊かな学び

先週参観した学級はどれもすばらしい授業が成立していました。5年生の算数、6年生の社会科の授業でした。難しい時期の子どもたちを上手にまとめ、意欲的に学習へ向かわせるのは、ベテラン教員でも苦労するのですが、まだ若い教員たちが、見事に授業を進めて…

1年生国語「わけをはなそう」

昼食後に控室で休んでいると、学生サポーターが話しかけてきました。大学4年生だそうです。ボランティアの学習指導で教室に入っているけど、自分の役割がつかめずに困るときがある、という相談でした。子どもたちとの接するときに注意すること、担任教師が望…

ぼくが目になろう 2年生国語「スイミー」

2年生国語「スイミー」の授業を参観しました。 スイミーの様子や気持ちについて話し合うところでは、教師が「みんなはすぐに大きな魚のように泳げるようになったのかな?」と問うと、「『なったとき』と書いてあるから、すぐにはできなかったと思います」と…