退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」川内有緒著 集英社

「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」川内有緒著 集英社 「美術作品を見る」とは一体どういうことなのでしょうか。 この本では、目の見えない白鳥さんと筆者が美術館へ行きます。 目の前にある美術作品のことを、白鳥さんへ伝えます。 その内容は、作…

「魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣」石井妙子著

先週は、訪問している学校で、病休をとることになった教師のことを聞きました。 学校の大きすぎる負担の軽減はなかなか進みません。 とにかく人が足りないという声を多く聞きます。 1週間後は衆議院議員選挙の投票日。 教師の負担軽減を真剣に考えている候補…

「ぼくはこんな音楽を聴いて育った」大友良英著 筑摩書房

「ぼくはこんな音楽を聴いて育った」大友良英著 筑摩書房 大友良英さんは、NHKテレビ「あまちゃん」「いだてん」を担当したことで有名な音楽家です。 元々はジャズギタリスト。それも先鋭的なフリージャズの奏者です。 私は大友さんがDJを務める「ジャズ・ト…

「学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか」 工藤勇一 鴻上尚史 講談社現代新書

昨日、土曜日はT小学校の運動会でした。 開会式と閉会式に参加するのは6年生だけ。 他の学年は教室からリモートで参加。 各学年、表現運動と徒競走、2種目の発表です。 出番のときだけ運動場に出て、終わると教室からスクリーンで観戦します。 演技中は黙っ…

「未来への大分岐」マルクス・ガブリエル、マイケル・ハート、ポール・メイソン 斎藤幸平編

私が訪問している小学校の4校のうち1校が2学期制です。 その学校では、今度の金曜日に前期終業式が行われます。 教員の長時間勤務改善はなかなか進んでいません。 2学期制は膨大な量の仕事に忙殺される教員にわずかながらゆとりをもたらします。 それは子ど…