30年くらい前のことです。
いとこの結婚式で奈良へ行きました。
そのときにとってもらったのが奈良ホテル(明治42年開業)でした。
立派なホテルだと思ったのですが、その良さは分かりませんでした。
猫足バスタブを見たのも初めてでした。
雲仙観光ホテルに行ったのは10年ほど前です。
ここは昭和10年の開業。
雲仙は明治期から東アジア在住の外国人の避暑地として知られていました。
このホテルは外国からの客のために建設されました。
戦前の日本にタイムスリップしたような気分を味わうことができます。
この本は、日本の名ホテル38軒が、その設立の経緯とともに紹介されています。
箱崎のブックスキューブリックで見つけました。
以前からクラシックホテルに関心があったのですが、この本を読んでもっと好きになりました。
巻末には日本各地のお薦めホテルマップ85もあります。
次の旅行では(その日が早くきてほしい!)この中のホテルにぜひ泊まりたい。
この本で紹介されているホテル(開業当時の名称)
軽井沢プリンスホテル、箱根プリンスホテル、新高輪プリンスホテル、京都宝ヶ池プリンスほてる、三笠ホテル、奈良ホテル、東京ステーションホテル、ホテルニューグラント、金谷ホテル別館、万平ホテルアルプス館、甲子園ホテル、湯之島館、目黒雅叙園、蒲郡ホテル、学士会館、川奈ホテル、雲仙観光ホテル、県営十和田ホテル、佐藤新興生活館、国際文化会館、倉敷国際ホテル、倉敷アイビーホテル、富山県立立山荘、ホテル三愛、東光園、京都タワーホテル、大阪ロイヤルホテル、野沢温泉ロッジ、東京讃岐会館、軽井沢プリンスホテル新館、野尻湖プリンスホテル、志摩観光ホテル、都ホテル新本館、都ホテル大阪、中禅寺金谷ホテル、休暇村日光湯之元、メルモンテ日光霧降