退職しない教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

匂いで世界を読み取る子どもたち

「チョコレートのにおいがする…」

中休みが終わり、子どもたちが教室へ戻ってきたときのことです。

クラスでいちばん小さな女の子が、ぽつりとつぶやきました。

私は、その言葉に気づかないふりをしました。

コーヒーと一緒にチョコを流し込み、そのあと念入りにうがいまでしたのに。

それでも気づくとは、子どもの嗅覚は本当に恐ろしい。

子どもたちは、大人とはまったく違う世界を生きていると感じる瞬間があります。

匂いを手がかりに何かを特定する力は驚異的で、落とし物のハンカチやシャツの持ち主を当てることなど朝飯前。

少し鼻を近づけただけで、「これは○○さんのです」と言い当てます。

衣類だけではありません。

なんと、定規の持ち主を当てた子までいました。

子どもたちの感覚の鋭さには、いつも驚かされます。

テントセンブックスクラブ読書会 2026年4月25日