白内障の手術をした。数日休んで学校へ行くと廊下の掲示板が変わっていたので驚いた。それは1年生から6年生までの行事の様子を並べた写真。「きれいな写真だなあ! よく撮れているじゃないか…」もう一度よく見ると、前と同じ写真だ…。
映画「パーフェクトデイズ」に関する話題がラジオから聞こえてきた。「あの写真現像屋の店主は柴田元幸さんです」えー!知らなかった! 聞いていたらもっと気を付けて見たのに。もう一度観に行こうと思っていたのでこれで決心がついた。
翻訳家の柴田元幸さんの編集による雑誌「MONKEY」第32号が発売された。伊藤比呂美、ジョン・アーヴィング、フィリップ・K・ディック、坂口恭平、古川日出男、川上弘美、岸本佐和子、村上春樹翻訳のトルーマン・カポーティ…。ブレイディみかこ「恋の帰結」は、イギリスのおっさんと日本の若者の交流を描いた物語。言葉や文化の違いは誤解を招くこともあるが、その誤解から不思議な世界が生まれる。どこか滑稽だけど切ない余韻。ブレイディさん、やっぱり上手いなあ。