退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

”Give and Give”の考え方で

「即興スピーキング活動」胡子美由紀
「”Give and Give”の考え方で
“Give and Take”、与えればその分返ってくるという考え方はよく言われると思いますが、”Give and Give”という言葉を聞いたことがありますか?生徒と信頼関係を築くには、”Give and Give”、つまり見返りを求めず与え続けることが大切なのです。
 この考え方で接することができれば、教師自身の成長にもつながります。「生徒にしてあげる」ではなく「生徒から学ぶ」「生徒と共に学ぶ」という姿勢を持ち関わることが大切です。」

胡子先生は、私が大好きな中学校の英語教師です。
中学校の英語入門期の指導アイデアは小学校でも使えるものがあります。
私は胡子先生の本を読んで、アイデアや方法を学んでいます。

授業成功のカギは、生徒との「信頼関係づくり」であり、その根本に”Give and Give”がある。
子育てでも同じです。
ビジネスにも当てはまります。
「こんなに苦労しているのに、何で分かってくれないのだろう」と思うときがあります。
そんなときに、「してあげている」ではなく「このことを通して自分は学んでいる」「相手を変えるにはまず自分が変わらなければ」と気づかせてくれる言葉です。

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ホノルル 2018年8月