退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

光と陰のアンソロジー  つなぎ美術館

3回目の「つなぎ美術館」。

前回は福岡から新幹線とローカル線を乗り継いで行きました。

肥薩おれんじ鉄道」という小さな電車はジブリ映画のようでした。

今回はプリウスで約3時間のドライブ。

前回はたどり着けなかった野外作品も観ることができました。

《達仏》西野達 2018年

石の中から聞こえてくる津奈木町の歴史に耳を傾けました。

《石霊の森》柳幸典 2021年

美術館の今回のテーマは「光と陰のアンソロジー この世界にただ独り立つ」(平川恒太い、山本草介外山恒一)。

「混沌とした先行きの見えない時代を迎えるいま。本展が多くの困難を乗り越えるための思考を深める機会となれば幸いです」が美術館からのメッセージ。

山本草介さんの映像作品は離島の電気屋家族との交流が綴られています。

無名の個人の人生の中にこそ輝く宝物があることに気づかされます。

少数者の視点から世の中を見ることで多くの発見があることが分かります。

同調圧力が強まる現在の私たちに生きる力を与える企画だと感じました。

 

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