退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

吉井町の小さな本屋で坂口恭平の画集を買った

毎日行っている3年生の教室で体操帽子を拾いました。

名前を探したが書いていないので近くにいた女の子に聞いたら、帽子に鼻を近づけて一瞬で「○○さんの」と当てました。

これは「小学校あるある」です。

小学生の嗅覚、恐るべし。

人間は成長しながら野生の感覚を失っているのかもしれません。

HOSTEL AND CAFE FAROLITO

吉井町に行きました。

福岡市から高速九州道で1時間と少し。

杷木インターで降りたらすぐに着きます。

前に新聞記事を読んで気になっていた場所です。

古い町並みが残る風情のある場所ですが、過疎化のため町の活力が低下しかけていました。

しかし、古い町の建物を生かした再生プランが成功して復活を果たしつつあります。

 

昼頃に町に到着してすぐに行ったのは町はずれのレストラン。

店の前にはブドウ畑が広がっています。

地元の野菜や果物を使ったランチをいただきました。

MINOU BOOKS

町を歩くと、古い家を改修した宿、レストラン、カフェ、パン屋がありました。

本屋も見つけました。独自の品ぞろえのいい本屋です。

最近一番気になっている人、坂口恭平さんの画集を見ていたらどうしても欲しくなって購入しました。

この絵の魅力をどう表現すればいのでしょう。

思い出したのは、バート・バカラックの音楽。

バートが創作した旋律には、リズムにもメロディにも微妙なズレが仕組まれています。

覚えやすい美しい音楽に隠された小さな乱れ。それが強く人を引きつける。

坂口恭平バート・バカラックである。