今朝は大濠公園のロイヤルカフェで妻とブランチ。
先日見た映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の感想について話した。
ネイティブ・アメリカンの悲しすぎる歴史。
マーチン・スコセッシ監督、ロビー・ロバートソン音楽。
情けないチンピラのディカプリオ、自分はいいことをしていると信じている極悪人のロバート・デニーロ。悪い奴なのにどこか憎めない人間たち。こんな奴いるよねえ。
マイノリティをめぐる状況は100年前と何も変わっていない。
ザ・バンドの名ギタリストであるロビー・ロバートソンの遺作となったこの映画。
ネイティブ・アメリカンの血を受け継ぐロビーの最後がこの作品であったことは運命だろうか。
香椎の本屋「テントセンブックス」のイベントにモトムラタツヒコさんが来てくれた。
その日は本の交換会が行われて、私が持ってきた山本周五郎の「季節のない街」はモトムラさんに。
この物語が醸し出すブルースのような深い味わいはきっとモトムラさんの心に響くはずだと期待していた。
思いは届いていた。更新が続いているインスタグラム「読書の絵日記」に「季節のない街」を見つけたとき、嬉しくなって家族にも自慢してしまった。
移動祝祭日、新美南吉童話集、カガミジシ、子どもに語るロシアの昔話、印度放浪、青空、海苔と卵と朝めし、アラバマ物語、極北、小川未明童話集、地球どこでも不思議旅、アドルフに告ぐ、戦争いらぬ やれぬ世へ、などのすでに読んだ本への解説を確かめつつ、未知の本への興味は高まっていく。