不思議の国のビートルズ
英国でベストセラーになったポール・マッカートニーの”The Lyrics:1956 to the Present”を読んでいるところです。
これはポールが、自分がつくった歌、154曲について語った本です。
聞き手はポール・マルドゥーン。ピュリッツァー賞受賞のアイルランドの詩人です。
作曲した当時のエピソード、背景、歌詞の隠れた意味などはとても興味深いものばかりです。
前書きのところに、「不思議の国のアリス」とルイス・キャロルへの言及があったので、すぐに思い浮かんだのが「マックスウエルズ・シルバーハンマー」。
すぐにそのページを探して読んでみると、ありました。
ポールはルイス・キャロルからの影響を語っていました。
その他、ラジオで聴いた前衛演劇、実際の殺人事件などをもとにこの曲が生まれたようです。
昨年はドキュメンタリー映画「ゲットバック」にくぎ付けになり、今年はこの本で再びビートルズに呼び戻されました。