退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

学びを推進するエンジン

昨日は、運動会の代休でした。
私が訪問した小学校は、暑さ対策で、日曜日の運動会は午前中でプログラムを打ち切り、3分の1を明日水曜日午前に実施する予定です。
26日の日曜日は、まだ5月だというのに運動場は30度を超える暑さだったそうです。
練習期間には光化学オキシダントの注意報がありました。
今後は、11月に運動会実施の案さえも出ています。
環境保全は緊急課題です。

今日は4年生の社会科を参観しました。
導入は、前時の振り返りです。
「前の時間は何を学習しましたか?」と問いかけると、「ごみの量です」「ごみは何で運ばれているか、です」「家庭からのごみは『燃えるごみ』が多かったです」と答えていました。

どの教科でも言えることですが、「単元のめあて(問い)」が大事です。
単元のはじめに大きな問いを立てています。そして、それに付随する小さな問いが生まれています。
又は、小さな問いをまとめて、大きな問いを生み出しています。
そして、単元全体の学習計画ができているはずです。
毎時間の授業の冒頭にこれらを確認することで、「今はここまで学習が進んでいる。今日はこれを学習して、次は何をするのか」の見通しが立ちます。
思考に連続性が生まれ、意欲も向上します。
単元を貫く「問い」が学びを推進するエンジンです。

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北京 2018年10月