退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

Small Talkから広がる言語活動

第16回全国小学校英語教育実践研究大会山梨大会(2020年2月)
2日目の分科会、黒木 愛先生の実践発表から学んだこと

Small Talkは一方的な聞くだけの活動ではなく、「やり取り」を含めた言語活動に発展させることができます。

低学年は、教師と子どもの簡潔なやり取りを行います。
一問一答で、単語で答えられるような内容です。
簡単なリアクションを返すことに慣れる活動も入れます。

中学年では、教師と子どもの間のまとまりのある話の中でのやり取りをします。
子どもにはなるべく文で答えさせます。
ピザの話なら、「ピザは好きですか?」「どのピザが好きですか?」など。

高学年は、教師のまとまりのある話を受けて、子ども同士でやり取りします。
即興で考えたり、質問したりすることにも慣れさせます。
ピザの話なら、「日曜日の昼食の話題に発展させる」など。

このようなSmall Talk の活動を続ければ、子どもたちが使う言葉(英語表現)が増え、自分で言葉をつなぎながら話すことができるようになります。

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長府毛利邸 2013年11月