退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

あの頃、渡辺貞夫と

土曜日のお昼は香住ヶ丘の「フルフル 風の森店」へ行きました。

私のお気に入りは、2階のロフトのような場所。ステレオセットにアナログプレーヤー、渡辺貞夫のLPレコードが飾ってあります。「How's Everything」は1980年のアルバム。ギターはエリック・ゲイル、キーボードはリチャード・ティー、ドラムスはスティーブ・ガッドデイブ・グルーシン指揮の東京フィル、武道館のライブ録音。大好きだったレコードです。

How's Everythingは「調子はどうですか?」の意味と覚えることができたのはこのアルバムのおかげ。40年前の「あの頃」のことが次々と浮かんできます。学生時代の友だち家に行ったような気分です。ハンバーガーも美味しかった!

村上春樹について語るときに起きること

土曜日の午後は東図書館の読書会に参加しました。私が「街とその不確かな壁」を紹介したら、「私は村上春樹が嫌いです」とスタートから死球が飛んできたので驚きました。村上さんの発言が傲慢だそうです。アンチ村上は多いですね。まあ、予想できたことですし、フォローしてくれる人もいたので気になりませんでした。

他の方の紹介した本で気になったのは、「さようなら、オレンジ」(岩城けい著)です。難民問題が描かれていますが、「言葉とは何か」が主題のようです。抒情性に富んだ作品であることにも惹かれます。ぜひ読んでみたいです。