退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

国語科の「深い学び」

今日は2年生の授業を参観しました。
国語「かん字の広場」です。
漢字カードを使った文づくりの活動に意欲的に取り組んでいました。
グループで活動するので友だちとの交流の楽しさがありました。どんな言葉が出てくるのか分からないところ、二つの言葉を即興で組み合わせるおもしろさなど、子どもの興味を持続させる要素がたくさんありました。

この授業は、習った漢字を定着させ、主語と述語について復習する貴重な機会です。
書くときに間違いやすい漢字、送り仮名に違いがある漢字(上る、上がるなど)など、ポイントとなるものをいくつか取り上げて、どちらが正しいのか選んだり、間違いを探したりする活動があれば、国語が苦手な子も楽しく学べます。
主語と述語の復習では、「主語が文頭にない文章」「主語が省略されている文章」なども取り上げて考える場面をつくれば、「深い学び」につながります。
45分の学習の中に、「何だろう?」「どうしてだろう?」と立ち止まり、思考を促し対話が生まれるような授業を目指しています。

 

今日の1曲 「サークル・ゲームジョニ・ミッチェル

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オアフ島 2018年8月