退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

物語の題名をどう読ませるか

今日も冷えます。
現在福岡市は7℃です。

今日は6年生の授業を見ました。
国語「海の命」。
この単元の第1回目の授業です。
「題名読み」では、「『海の命』から思い浮かべることは?」という問いかけに、「魚」「生きているもの」「魚釣りする人」「サンゴ」「海水」などがありました。

物語の題名を読ませるときには、自分の経験や読書とつなぐこともできます。
海は美しい。
海は深い。
海は怖い。
命は生まれる。
命には死がある。
命は続いていく。
命はかけがえのないもの。
「命」は「受け継がれる、続いていく」などのイメージを引き出せば、これからの読み取りとつながります。

今までに学習した物語の題名、例えば「わらぐつの中の神様」などを例に出して、物語の中で大事な役割があるもの、主人公が大事だと考えているもの、などと「共通するのではないかな」、と予想させることもできます。
これからはじまる読み取りの学習につながる「題名読み」にしたいところです。

明日は土曜日ですが福岡市は土曜授業の学校も多いようです。

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新宮 2019年2月