算数の授業を見ました。
今日のめあては「32+4をひっ算で計算しましょう」です。
教師は十の位の数と一の位の数を縦に揃えてたす方法を提示しました。
意外な展開に子どもたちは驚き、引き付けられていました。
「どこが間違っているのか誰か教えて下さい」と教師が問いかけると、多くの挙手がありました。
はじめに発表した子は簡潔に正しい答えだけを発表しました。
その子を褒めてあげた後、「言葉でもっとくわしく説明できる人はいますか?」と聞いて、もう一人の子にも発表させました。
このように、教師が普通に解き方を説明するのではなく、間違いを提示して考えさせるのは良い教え方です。
授業の後半でも、子どもが考えを述べるときには、1人の子が発表して終わるのではなく、他の子に補足させていたところも感心しました。
教師が説明してしまうのではなく、子どもに気づかせ考えさせることを大事にした展開になっています。