共に学ぶ姿勢を示す
道徳科「あいさつがきらいな王さま」を参観しました。
道徳は、表面的で形式的な学習になりがちです。
そうならないようにするためには、「教師が子どもと一緒に学んでいる」という姿勢を示すことが大事です。
「先生も明るい挨拶ができないときがあります。疲れていて明るい声が出せないとき、相手の人をよく知らなくて恥ずかしいときなどです。もっと元気な声で挨拶すればよかった。笑顔になれなかったなあ、と思ったことがあります」のように、教師も自らの不完全さを自覚し、それを伝えれば、子どもたちは自分を振り返り、深く考えることを促します。
「先生もみなさんと一緒に考えます」というメッセージを伝えることで、道徳的価値の理解を自分自身との関りの中で深めることができるようになると思います。