退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

1年生の言葉の力と思考力を鍛える

もう2月も後半。
午後の福岡は14℃。
日差しが暖かい。
春はだんだん近づいてます。

今日は国語の授業を見ました。
1年生「どうぶつの赤ちゃん」

少しずつ丁寧に授業が進んでいくので、理解に時間がかかる子にとってはよかったと思いました。
一方、一問一答になっているので、答えも一文になることが多かったです。
考えとその理由を正しく言えるようにしたいですね。
T「ライオンとしまうまの赤ちゃんの様子はどうして違うのでしょう」
C「ライオンは強い動物なので逃げなくていいので、すぐには歩けなくてもいいと思います」

C「しまうまは、強い動物に襲われるので、生まれてすぐに歩けるようになると思います」
T「誰か、二つをつないで言えますか?」
C「ライオンは強い動物なので生まれてすぐに逃げることができなくてもいいけど、しまうまは弱い動物なので生まれてすぐに歩くことができるようになります」
C「ライオンは強い動物なので生まれてすぐに逃げることできなくてもいいです。しかし、しまうまは逃げることができないと食べられてしまいます。だから、しまうまの赤ちゃんは生まれてすぐに歩くことができるようになります」
このように、子どもの発言をつなぎながら、何度も言い直しさせることで、子どもの言葉の力と思考力、表現力を高めることができます。

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