教師の仕事の楽しさとは何でしょう。
授業は難しいものです。
研究授業をして、うまくいったと感じることはほとんどありません。
たいていは、自分で計画した通りには進まず、落ち込みます。
まあ、うまくいかないことが多いから、少しでも手ごたえを感じることができたときの喜びが大きいのかもしれません。
雑誌「教育音楽」の眞鍋なな子先生「わたしが教師になった理由(わけ)」の言葉に深く共感しました。
「よく『経験を積む』と言いますが、経験って『失敗』のことなんですよね。失敗はして当たり前だし、『失敗したらダメ』ではなく、失敗したからこそ次にやるべきことが分かると思います。子どもへの接し方も『叱り過ぎて失敗した』と『ほめ過ぎて失敗した』の往還の中でつかめてくるものです」 眞鍋なな子(「教育音楽」2019年8月号)