退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

ゲームの楽しさだけでなく

1月13日(日)の子ども英語教室。
低学年が中心の教室なので、「英語遊び」を中心にしています。
1~2年生の子どもはおもしろくないと、すぐにあきてしまう。
しかし、ゲームの楽しさだけでなく、どうにかして、「できるようになる楽しさ」を味わうことができるようにしたい、と考えています。
そこで、今回は活動のはじめに、「こんなことができるようになったらいいね」「できるかな?」と目標をもたせ、意欲を高めておいて、次回に「すごいね、できるようになったね」と、達成感や満足感をもてるような工夫を行います。

今回取り上げたのは、絵本 「Mr. Gumpy’s Outing」
先日、天神のジュンク堂書店で見つけました。
まず、ストーリーの面白さに感心しました。そして、繰り返しが続いて理解しやすい、動物、子ども、家、ボートなどの名詞を知ることができていいなあ、と思いました。形容詞、前置詞などへの気づきを促すこともできます。

絵本を読む前に、「この英語の絵本が分かるようになったいいね。すごいね」と意欲を高めました。
絵本を読むときには、挿絵から文章の意味を推測させながら、子どもたちに尋ねながら進めました。
子どもたちは楽しそうに聞いてくれましたが、長くなってしまいました。
もう少し説明を短くすればよかった、と反省。
次回は、出てきた動物の名前などを使ったクイズやゲームを行います。
再度通して読んで、「どう?分かるようになった?」と問いかけます・・・。
ここで、「すごい!分かるようになった!」と、自分の伸びを自覚できることを期待しています。

さて、子どもたちがどんな反応をしてくれるのか。
楽しみです。

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ホノルル 2018年8月