退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

3語で伝わる! 最強の英語授業

「3語で伝わる! 最強の英語授業」瀧沢広人

英語の授業で英語をもっとたくさん使いたい、と考える教師は多いと思います。
しかし、間違った英語を教えてはいけないので、ためらってしまう方もいるでしょう。
英語で説明しても子どもには分からないかもしれない、と心配にもなります。
そんな教師たちの心配を解消するヒントがたくさん載っている本です。

I’ll tell you today’s goal.は Let’s  check  today’s goal.とします。
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なるほど、これなら自分も言いやすく、子どもも理解しやすい。

英語だけの説明では理解できていないようなので日本語を加えることがあります。
しかし、それでは日本語だけを聞いてしまうので学習にならない。
そこで「英語+日本語+英語」のサンドイッチにします。
すると、最後の英語が耳に残る。

Move your desks. And face each other.
机を動かして、向かい合います。
Move your desks. And face each other.

「英語発言カード」で教室に英語を話す雰囲気をつくります。
このカードを配布して子どもに英語をたくさん使わせるようにします。
「英語カード」はアメリカの地図に国を一周するように〇を双六のように配置しています。
子どもが教室で進んで英語を使ったらポイントを与えて〇を塗ります。
ゲーム感覚で楽しみながら英語を使うようになります。

教師が教室で英語を使おうとすれば子どもも英語を使い始めるでしょう。
この本には小学校の英語授業でも活用できるアイデアがいっぱいです。
私も早速次の「子ども英語教室」で使ってみます。

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