退職教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

1年生国語「ひらがな」のポイント

今日の福岡は早朝少し雨がふりましたが、午後はいい天気。
さわやかな5月の風が本当に心地よい季節です。

今日は1年生の授業を参観しました。
ひらがなの学習です。
「え」の字を学習するときに、書き方の間違った例を示して、どこがよくないのか考えさせていました。
「ここに気を付けよう」と直接説明するのではなく、間違いを見せて正しい文字と比較させた方が、子どもは興味をもって取り組み、よく考えるので記憶にも残ります。
ひらがなや漢字など文字の学習では、子どもが同じようなところで間違うことがあります。
間違えやすいところをポイントとして指導するのはいい方法です。

今日は45分間すべて新しいひらがなについての学習でしたが、教科書教材の学習と組み合わせる方法も効果的です。
例えば前半20分で「うたに あわせて あいうえお」を声に出して読み、本文を見て気づいたことを伝え合います。そして、後半25分間で新しいひらがなについて学習します。
45分間の中で「聞く話す読む書く」など多様な活動ができるよう心がけることが大事です。
言葉に関するミニゲームなども交えて、楽しくテンポよく授業が進むといいですね。

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台北 2019年5月