退職しない教員の実践アウトプット生活

教育、読書、映画、音楽の日々雑感

未知なものを身近なものに 身近なものを未知なものに

参観日の前日に校長先生から相談を受けました。休みが続いている1年生担任の代わりに参観の授業をしてほしいという依頼でした。私が専科教員として担当しているのは3~5年なので、どうして私なのだろう、と驚きました。しかし、事情については察しがついたので承諾して授業しました。どこの学校も同じような状況だと思います。必要な数の教員が配置されていません。日本の教育はこれからどうなるのでしょう。

福岡市南区長丘「サイラー」 2024年6月

「人類学者のレンズ」(松村圭一郎著)を読みました。

外国の話をすると、子どもたちはその不便さや安全でないことばかりが印象に残り、授業の終わりに感想を書かせると、「日本に生まれてよかった」となってしまい、困惑することがありました。

子どもたちに考えてほしいことは自分のものの見方について振り返り、相手に対する見方を変えてほしいことなのですが、そうならないことが残念であり、伝え方がよくなかったと反省するばかりです。

違う国の文化について学ぶことで、自分の当たり前を疑い、相手の身になって考える姿勢を身につける。文化人類学のレンズは学校教育にも必要です。